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当サイトがオススメするフリーペーパーを紹介するフリぺ図鑑。今回は、『鶴と亀』をピックアップします!

『鶴と亀』とはどのようなフリーペーパーなのでしょうか。まずは、同誌ホームページより言葉を引いてみようと思います。


ここ地方でしか出来ないものを、

ここ地方から発信。

地方は面白くない…。

もうそんな時代じゃない。

発信源は奥信濃。


という言葉どおり、『鶴と亀』はローカルカルチャーの視点を大切にしたフリーペーパーです。長野県飯山市を中心とした奥信濃に住んでいるイケてるじいちゃん、ばあちゃんの姿をスタイリッシュに紹介しています。

スタイリッシュと言っても、決して「見せ物」のような姿を掲載しているわけではなく、自然体で憎めない愛嬌のあるお年寄りたちのファッションや生き方を独自の視点で取り上げた内容になっています。

ファッションという言葉には服装だけでなく「流行」という意味もあります。同誌はお年寄りたちの奇抜な服装だけに注目が集まりがちなフリーペーパーですが、地方やお年寄りたちの現実の姿やリアルに漂う空気感を切り取っているのではないかと考えています。

例えば、同誌ではじいちゃん・ばあちゃんが朝・昼・晩のどこか1回で服用する薬の量を紹介した特集が組まれたことがありますが、薬の量の多さに驚かされます。

紙面の端々に現実が垣間見えるからこそスタイリッシュさが際立っているんですよね。読み物として面白いだけでなく、考えさせられる内容も含まれており、とてもバランスの取れたフリーペーパーだと思いました。

 発行後すぐに配布が終了してしまうほど人気があるフリーペーパーです。なかなか入手することは難しいかもしれませんが、ご興味あれば、是非、手にしてみてはいかがでしょうか。
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発行元情報

・フリーペーパー「鶴と亀」
HPhttp://www.fp-tsurutokame.com/
FBhttps://www.facebook.com/tsurutokame
Twitterhttps://twitter.com/jisabasa

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